スタッフコラム 2025年07月09日
甘いおやつは、毎日の楽しみに欠かせないという人も多いはず。
しかし選び方や食べる時間によっては、歯に悪い影響を与えてしまうこともあります。
虫歯を心配せずにおやつを楽しむためには、ポイントを抑えて対策することが大切です。
虫歯の大きな原因は、糖分、特に砂糖です。
お菓子を選ぶときは、パッケージの裏側にある原材料名をチェックしてみましょう。
「砂糖」「ブドウ糖」「果糖」などが最初に書かれているものは、糖分が多め。
最近では、キシリトールやエリスリトールといった虫歯になりにくい甘味料を使ったお菓子も増えているので、そういった商品を選ぶのもおすすめです。
また、甘いものの中でも、おやつの種類によっては歯への影響が変わります。
キャラメルやグミのように歯にくっつきやすいものは、口の中に糖分が長く残るので要注意。
反対に、チーズやナッツ、ヨーグルトなどは糖分が少なく、よく噛むことで唾液が出て、歯を守る働きをしてくれます。
フルーツを食べるなら、ドライフルーツよりも水分の多い生の果物のほうが、歯に優しい選択です。
さらに気をつけたいのが、おやつの「食べ方」です。
少しずつ何度も食べると、歯が長時間ダメージを受けやすくなります。
おやつは1日1〜2回、食後や決まった時間にまとめて食べるのがベスト。
食べ終わったら水やお茶で口をゆすぐと、口の中をきれいに保つことができます。
とくに寝る前のおやつは、唾液が少なくなる時間帯なので控えましょう。
もちろん、どんなに気をつけていても完璧に防ぐのは難しいもの。
毎日のていねいな歯磨きと、歯医者さんでの定期チェックを続ければ、歯の健康を守りながらおやつも楽しめます。
うまく付き合いながら、健康な歯をキープしていきましょう。