スタッフコラム 2024年09月10日
古い詰め物や被せ物を放置していませんか?
これらの耐用年数は一概には言えませんが、一般的には5〜15年とされています。
今回は、詰め物や被せ物の適切なメンテナンス方法についてお話しします。
まず、詰め物や被せ物の寿命は、使用される素材によって大きく異なります。
例えば、プラスチック製のレジンは比較的安価で見た目も自然ですが、摩耗しやすく寿命は短めです。
一方、金属やセラミックは強度が高く耐久性に優れており、特にセラミックは見た目も美しく、本物の歯と近い硬さを持ちます。
どのような素材であっても、日常のケアは非常に重要です。
長持ちさせるためのメンテナンスのポイントをいくつか紹介します。
まずはブラッシングです。
詰め物や被せ物の周辺は歯垢がたまりやすいため、デンタルフロスや歯間ブラシも併用し、歯と詰め物の境目を丁寧に磨くことが重要です。
また、硬いものを食べたり、無理やり歯を使うことで詰め物や被せ物が損傷することがあります。
氷を噛む、ガムを長時間噛むなどは避け、歯に負担をかけないようにしましょう。
さらに、定期的な歯科検診も重要です。
損傷を早く発見できれば、小さな修復で済み、費用の節約にもつながります。
少なくとも半年に一度の定期検診を心がけましょう。
寿命が過ぎた詰め物や被せ物を放置しておくと、中で虫歯や歯周病が進行し、周りの健康な歯まで痛めてしまうことにもなりかねません。
何か不安や疑問がある場合は、歯科医院に相談してくださいね。