スタッフコラム 2024年08月30日
口が渇いて味がわかりにくくなったり、口臭が気になることはありませんか?
それが「ドライマウス(口内乾燥症)」の兆候かもしれません。
唾液が不足すると、口の中の細菌が増えやすくなり、結果的に不快な症状や口臭が現れることがあります。
ドライマウスの原因の一つは、年齢とともに唾液を分泌する機能が低下してしまうことです。
さらに、服用している薬の副作用や日常生活のストレス、そして口呼吸の習慣がある方も、この問題に悩まされることがあります。
これらの要因が複合し、口の中が乾燥することで、不快感や味覚障害、口臭などの症状が現れるわけです。
ドライマウスは単なる不快感だけでなく、口の粘膜が乾燥すると、食べ物や会話にも影響を及ぼすかもしれません。
さらに、乾燥した環境では、細菌が増殖しやすくなり、歯周病や虫歯のリスクが高まることもあります。
これらの口のトラブルが全身の健康に悪影響を及ぼす可能性もあるので、見過ごすことはできません。
ただし、ドライマウスには治療法が存在します。
まずは歯科医や口腔外科医に相談し、原因を特定して対策をとることが大切です。
また、保湿スプレーや洗口液などの専用製品を使って、口の中を湿らせることで症状を軽減することができます。
適切なケアと治療を受けて、口の中の健康を保ち、快適な日常生活を過ごしましょう。