スタッフコラム 2024年03月13日
歯科医院を受診する際、持病や服用している薬について確認されることがあります。
これらは正しく申告しないと、持病や投薬による影響を予期できず、大きな問題につながることもあります。
今回は、持病と歯科治療の関係についてお話ししましょう。
まず、持病が歯の健康に影響を与えることがあります。
例えば、糖尿病や心臓病などの慢性疾患は、口腔内の状態にも影響を及ぼす可能性があります。糖尿病の方は、血糖値のコントロールが不十分な状態であれば、歯周病の進行が促進されることがあります。
持病の治療や服薬が歯科治療に影響を与えることも考慮しなければなりません。
例えば、「狭心症」や「心筋梗塞」「脳梗塞」などの治療として抗凝固療法を受けている方は、抜歯や歯肉を切るような治療が必要な際、血が止まりにくくなるために注意が必要です。
また、リウマチやアレルギーなどの治療で、ステロイドや免疫抑制剤を服用している方も、抜歯や外科手術などを行うと、細菌感染しやすくなり傷口が治りにくくなります。
骨粗鬆症の治療で、「ビスホスホネート製剤」という薬を服用している方も要注意です。
抜歯など歯科治療の刺激により、なんと顎の骨が壊死してしまう場合もあるのです。
治療前にこれらの持病や服用している薬について医師が知っておくことで、副作用を起こさないような治療や対処法を提案することができます。
そのため、「たかが副作用」と甘く見ることなく、これらの問診の際にはできるだけ正確に申告することが大変重要です。