スタッフコラム 2023年05月25日
歯科検診、ちゃんと受けていますか?
日本では、多くの人が歯の痛みが出てからしか歯科医院を受診しない傾向があり、定期検診の受診率は10%未満とされています。
一方、欧米諸国では、予防のために積極的に定期歯科検診を受診する傾向があり、特にスウェーデンでは、日本よりはるかに多い8割以上の人が受診していると言われております。
痛みが出てから対処しようとしても、治療が難しかったり、長引いたりすることがあります。
削った歯を元に戻すことはできませんし、歯周病によって下がった歯茎も元に戻すことができません。
定期的に歯科検診を受けていれば、虫歯や歯周病を初期の段階で治療することができます。
また、検診時にご自身のブラッシングの方法をチェックしてもらうことで、日頃から正しいケアをすることができるようになるのです。
さらには、重度の疾患になる前に予防に通うことで、医療費の節約になる場合もあります。
口の中を健康に保つことは、身体全体の健康にも関わるため、近年では、定期的な歯科検診を義務付ける制度が検討されているほどです。
以上のように、定期的に歯科検診を受診することは非常に重要です。
長い間歯科医院に行っていない場合は、早めに受診することをお勧めします。