スタッフコラム 2022年02月10日
「特別なケアをしなくても、全く虫歯ができたことがない」
「歯磨きをしなくても虫歯にならない」
そういう方、みなさんの周りでもいらっしゃるかと思います。
虫歯ができにくいのは非常に羨ましいことですが、これは生まれつき歯が強いということなのでしょうか。
実はそれだけではないようです。
まず、そもそも虫歯というのは、口の中にいる虫歯菌(ミュータンス菌)が原因となります。
つまり、あまり虫歯にならないという人は、通常よりも極端に口の中のミュータンス菌が少ないというとこが考えられます。
また、唾液には殺菌能力がありますが、その殺菌能力が他の人よりも高いという可能性も考えられます。
最近では、みなさんも「虫歯は感染症である」とよく耳にするかと思います。
フッ素治療を行うことでミュータンス菌を増やさないようにしたり、お子様の口の中に菌を持ち込まないように親子で箸を共用しないようにしたりと、感染対策を推進しているお医者様もいらっしゃいますね。
虫歯が全くない人というのは、生まれつきの要素ももちろんあるかと思いますが、正しい知識とケアによって、誰でも虫歯になりにくい歯を手に入れることができます。
まずはフッ素治療や正しい歯磨きから、できることから始めて虫歯になりにくい歯を目指してみませんか。