スタッフコラム 2020年07月09日
歯科医院で歯の治療中に、被せ物や義歯等の処置をした後、「ガチガチ…ギリギリ…噛んでください」 と、赤い小さな紙を噛んだことはないでしょうか。
意外と知られていないのですが、これは「咬合紙(こうごうし)」というものです。
一体何をしているのかご存知ですか?
その名の通り、歯の噛み合わせをチェックする紙なのですが、噛んだ際に上下の歯が強く当たっているところに色がつくので、その部分を削って調整します。
削りすぎると元には戻せないので、何度も高さを調節して少しずつ微調整を繰り返す時に必要な道具なのです。
このように、歯医者が使う道具のことを知ってもらうことで、「今こういうことをしてるんだなぁ」と治療の時の不安感も和らぐかもしれませんね。
他のことでも、これは何をしているのか?何のためにこの道具を使っているのか?など疑問があれば、気軽に質問してくださいね。