スタッフコラム 2020年06月02日
インフルエンザやノロウイルスの予防策と言えば、手洗い、うがい、マスクの着用などですが、実は歯磨きも効果的だということをご存知ですか?
今回は、ウイルスや細菌による感染症を予防する効果的な歯磨きについてご紹介します。
口の中は、体全体でみても最も細菌が発生している場所です。
これらの細菌が口内で繁殖し過ぎてしまうと、ウイルスが身体に侵入しやすくなってしまいます。
つまり、歯磨きをおろそかにすることは、ウイルスに感染するリスクを増やすことになってしまうのです。
細菌の繁殖を抑えるためには、まず就寝前の歯磨きが効果的です。
寝ている間というのは、唾液の量が減るので、細菌が繁殖しやすくなります。
就寝前の歯磨きをしっかり行うことで、夜間の繁殖を抑えることができます。
寝る前に歯を磨いても、細菌の繁殖が0になるわけではありません。
寝ている間に繁殖した口の中の細菌は、起床後の歯磨きで洗い流しましょう。
起きたばかりの口内には、スプーン一杯分の便と同じくらいのバイ菌がいると言われています。
歯磨きをせず、そのまま朝食を摂ると、その細菌やウイルスを体内に入れてしまうことになります。
そして、細菌は舌の上にも多く存在しています。
歯を磨く際には一緒に舌磨きも行えば、より効果的です。
その際は歯ブラシで行うよりも、専用の舌磨きを使うのが一番良いでしょう。
さらに、歯ブラシにも細菌は発生します。
ブラシは定期的に交換をして、清潔にしておくことも大切です。