スタッフコラム 2019年08月09日
梅雨も開けて暑い夏がやってきました。
水分補給をこまめにとって、熱中症に気をつけなければいけませんね。
さて、今回のテーマは『唾液』です。
食事中に、つい唇や頬の裏を噛んでしまう事はありませんか?
疲労やストレス、口に関する筋肉の衰えが原因とされていますが、
口の中の傷って、最初は出血や痛みがありますが、ふと気づくと治っていることが多いと多います。
なぜ、口内の傷は治りが早いのでしょうか?
その秘密はツバ、唾液です。
人間の唾液には止血作用、炎症を抑える成分が含まれており
この成分のおかげで、傷が早く治るようになっているのですね。
小さい頃にケガをした時、「そんなものツバをつけておいたら治る!」
と言われたことはありませんか?
犬や猫等の動物が、傷を負った部分を睨めている様子、
テレビで見たことがあると思います。
ケガした部分を舐めるのは、動物の本能的な治癒行為といえるでしょう。
ただ、応急処置としては有効かと思いますが、口内には他の細菌も常駐してます。
消毒液等を使って消毒した方が衛生的ではありますね。
口内の傷にとっては、大事な唾液です。
普段からよく噛むことを意識しておけば、唾液も活発に分泌されます。
口の中の環境を、日頃のケアで整えておきましょうね。