スタッフコラム 2019年11月11日
徐々に冬の足音が聞こえてくる気温になってきましたね。
季節の変わり目は体調を崩しやすいです。体調管理に気をつけて冬に備えましょう。
さて今回は、有名な「歯周病」のお話です。
世界でかかっている患者さんが最も多く、ギネスにも認定されている病気…
それが『歯周病』です。
日本人の成人80%は、既に歯周病になっていると言われています。
生活習慣によって危険性が高まりやすいので、生活習慣病とも言われます。
歯周病とは、主に歯茎やその周りの組織に影響する病気です。
歯垢(プラーク)が、歯や歯間に溜まっていき、様々な悪影響を及ぼします。
歯を支えている組織がもろくなり、歯が抜けてしまいます。
実は虫歯よりも歯を失う率が高く、自覚症状も少ないので、
自覚症状が出た頃には、進行がかなり進んでいる場合が多いです。
また、歯周病原菌は家族や夫婦間で伝染する可能性もあります。
歯周病予防の基本は、正しいブラッシングが要になります。
しかし、ブラッシングやうがいだけでは取りきれない部分もあります。
歯垢の取りにくい歯間には、専用ブラシ、デンタルフロスが効果的です。
歯茎が腫れたり、出血、口臭が気になる、それらは初期の症状に当たる場合があります。
普段、感じられない症状や口内に違和感があれば、一度、歯科で診てもらうと良いでしょう。