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スタッフコラム

歯ブラシの歴史

スタッフコラム 2019年03月11日

だんだん外の空気も暖かくなってきました。春も近いですね。

さて、今回は歯ブラシに関してのお話です。

 

毎日のデンタルケアに欠かせない歯ブラシ。
その歴史は古く「歯ブラシ」というものが歴史に登場したのは
1223年、宋に留学した禅僧「道元」の手記に記述していたのが初めとされています。

さらに遡ると、古代ローマ帝国の貴族はつまようじで歯のケアをしていたそうです。
他にもバラを粉末にした歯磨き粉や、馬のヒヅメ、鹿の角を使った薬を使っていたそうですね。

皇帝や皇后の一部の貴族は歯磨き剤として塩を使っていたそうです。

今では塩水でうがいをする事もありますが、当時の塩といえば大変高級品。
「白い黄金」と呼ばれ、兵士の給料が塩だった事もあるそうです。

日本では6世紀頃、仏教伝来とともに伝わった『歯木』と呼ばれるものを使っていました。
木の枝の先端を歯で噛んでほぐしたもので、柔らかくなった先端を使って歯を磨いていたようです。
「歯木」が伝わるまでは、日本でも塩を使っていたようです。
指に塩を塗って、直接磨いていたのではないかと言われています。

その後、歯ブラシは木の枝から現在の歯ブラシの形になるまで、様々な進化をとげてきました。
先人たちに感謝の気持ちを込めて、日々のデンタルケアをしっかり行っていきましょうね。

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